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俺は就職をした。
また一からやり直そうと決心した。
なぁ、遠藤…。
お前は元気にしてるか?
毎朝空を見上げてはそう心の中で呟く。
同じ街にいて同じ空の下にいるのに偶然と言う言葉は俺達にはないんだな。
記憶を忘れていた罰なのかもしれない。
遠藤…
お前を諦めろとゆう意味なのかもしれないな…。
ほら…喫茶店の窓の奥にいるお前に似た人。
俺はその人から目を逸らして背を向けた。
似ている人なんて何人といる。
俺はいつもお前を探してしまう。
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