一.

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まぁ、そんな土方さんの事はほっておいて、僕は今日も適当に稽古をやっていました。 『ふーっ、それにしても暑いですね』 汗だくで井戸に向かいました。 ーこれが、悪夢の始まりになるなんて気付きもせずにー 『うん?沖田か?』 その声も沖田には届いていませんでした。 少し道着をはだけさせ井戸水で絞った手拭いで体を拭いていきました。 しかし、拭きにくい…。 "仕方ありませんね~誰もいませんし、脱いじゃいましょ。" と上半身裸になって、体を拭いた。
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