一.

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土方さんの部屋に着くとキレながら… 『お前が女ってことは、試衛館のみんな以外知らない秘密だろ!大体、なんで秘密にしてるかも、お前はわかってるんだろうが!』 『わかってますけど。』 『だったら不用意な行動すんじゃねぇ!いつ、誰が見てるかわかんねぇだろ。』 『だって、暑かったんですよぅ。』 拗ねたように僕が言うと…土方さんは呆れた様子で 『だってもクソもねぇ!大体、普通恥じらいってもんがあるだろうが!なんであんなとこで脱げるんだよ…。』 それからしばらく、僕は小言を言われ続けたのでした。
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