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"はぁ~眠いなぁ。もうっ!土方さんがネチネチするからですよ。"
と…眠たげにしていると…
優し気な顔をした、少し知的な面持ちの人が声をかけてきた。
『沖田くん、昨夕はあまり眠れなかったようですね。』
『山南さん、わかりますか?』
すると、微笑みながら
『実は、土方さんから君にだいぶお説教をしたって聞いたんですよ。』
『あぁ、まだ怒ってましたか?』
『少しね。まぁ、あんなけ言われたんなら、もうわかってるとは思うけど…。この件に関しては、僕も同じ気持ちなんだよ。』
『わかってます。ちょっと、自覚がたりませんでした。』
『わかってくれればいいんだ。じゃあ、稽古頑張るんだよ。』
そう言い残して、道場から出ていかれました。
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