一.

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翌日。道中、別段変わった事もなく大阪に着きました。 僕は"きっと芹沢さん…どこかのお店にお金貰いに行くんでしょうね。嫌ですねぇ"なんて考えていました。 『沖田。俺と一緒に来い。後の奴は宿に先に行け。』 "えぇっ…僕だけですか…。" 芹沢さんの発言にびっくりしていると、斉藤さんが 『私も一緒に行きたいのですが…。』 『お前に用はない。』 そう言った芹沢さんの目は恐ろしいほど冷たくて…それ以上何も言い返せない雰囲気でした。 仕方なく、斉藤さんは新見さん達と共に宿へ向かうことになりました。
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