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するとそれまで黙って話しを聞いていた近藤さんがおもむろに口を開いた。
『総司もしっかり考えて行きたいと言ってるみたいだ。歳、いいんじゃないか?』
困った顔をして近藤さんを見つめながら土方さんは、
『だけどよぉ、浪士ばかりが集まるんだぜ?もしもの事がねぇとは言い切れねぇんだぞ?』
うん?それは…僕の身を案じているのか?この僕が浪士ごときに襲われると?
『どういう意味なんでしょう?この僕を襲えるほど強い人ばかりが集まっているんですか?』
笑えませんねぇ。本当に。
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