運命の声

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僕は何気ない道のりを友達と一緒に歩いていた ただいま学校が終わり、下校中です 僕は小学3年生… 月野静也 「助けて…」 と、どこからともなく聞こえる声… 「え? ねぇ?」 と振り向いた瞬間… 僕の目の前から色が消えた 時間も止まった すべてが白黒で表現され停止していた 「ねぇ? どうしたの?」 僕は友達の肩を握り話し掛ける 返事はない と後ろに気配を感じ振り替える そこには金色の棒が中に浮いていた 「僕の声が聞こえたのですね?」 脳に直接語り掛けるような声… 「君が話し掛けてるの?」 僕は棒に話し掛けた 「お願いです 僕に触れてください」 「えっ?」 僕は戸惑う 「早く!」 棒に言われるまま僕は棒を握った ぱぁっと体が熱くなり気付いたときには僕の服装は変わっていた まるでゲームにでてくるナイトのような容姿に僕が握っていた棒は斧のような姿になっていた 「くるよ?」 (がこんっ) と巨大なムカデが横の道からあらわれた 「うわぁ」 (どん) 僕はしりもちをついた とムカデは大きな口を開き僕を食べようと向かってきた 「GajmTGjNAdjNw!」 「イキシマム」 と棒が言うと 斧の先から白い魔法陣があらわれ (どん) 「dECkuM…」 ムカデはソノ魔法陣に阻まれ壁にぶつかったように痛がってよろけていた 「今のうちに早く逃げて!」 「うわっ」 僕は棒の言ったように力いっぱい走った ムカデもソレに気付き走りだす(カタカタカタカタ…しゅっ) 僕を追越しムカデはソノ長い体を利用して僕のまわりをぐるっと囲ったimage=223326227.jpg
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