出会い

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とにかく急いで、合格した受験番号が貼ってある所へと走る。 沢山の受験生と一緒になって、自分の受験番号を探す。 私のは、102番。 順番に見て―…。 『…あった。』 私の受験番号!! って、あれ? 横にいる人と私の声がカブった。 ふと見上げると、 「和也くん!?」 「愛美ちゃん!?」 またしても同時に言う私達。 て、そんな事、どうでもいいんだって!! 『何で?』 またカブった私達。 でも、よく考えたら、和也くんがここに居るのは当たり前。 和也くんもそう思ったらしく、照れくさそうに笑った。
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