50人が本棚に入れています
本棚に追加
「どうしよ~!!」
さっきからベットに寝転がり、携帯を開いたり閉じたりしながらずっと叫んでいる。
一回、煩いって蒼太に怒られたけどそれどころじゃない。
あの後、用事があるって言う和也くんとはすぐに分かれた。
その時―…。
『やっぱりお礼したいから、また連絡するね?』
『へ?!』
『そういえば携帯知らないんだっけ。教えてくれない?』
ごく自然に携帯を出されて。
驚いて動けない私に、
『嫌だったら、いいけど。』
なんて言うから、大きく首を横に振って私も携帯を出す。
そして!!
和也くんのアドレスゲット!!
……
…………
…してない。
私のアドレスを和也くんに送って、私は貰ってない。
「嘘、でしょ…。」
最初のコメントを投稿しよう!