出会い

14/16
前へ
/24ページ
次へ
「どうしよ~!!」 さっきからベットに寝転がり、携帯を開いたり閉じたりしながらずっと叫んでいる。 一回、煩いって蒼太に怒られたけどそれどころじゃない。 あの後、用事があるって言う和也くんとはすぐに分かれた。 その時―…。 『やっぱりお礼したいから、また連絡するね?』 『へ?!』 『そういえば携帯知らないんだっけ。教えてくれない?』 ごく自然に携帯を出されて。 驚いて動けない私に、 『嫌だったら、いいけど。』 なんて言うから、大きく首を横に振って私も携帯を出す。 そして!! 和也くんのアドレスゲット!! …… ………… …してない。 私のアドレスを和也くんに送って、私は貰ってない。 「嘘、でしょ…。」
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

50人が本棚に入れています
本棚に追加