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もし、和也くんが忘れてていつまでもメール来なかったら、私…一生和也くんのアドレス知れない。
とにかく、和也くんが忘れない事を祈る。
そして早く思い出してくれる事を祈る。
「姉ちゃん~。夕飯出来たって。」
蒼太に呼ばれてリビングへと急ぐ。
夕食は30分くらいで終わったのに、なんとなくお母さん達と話していたら1時間も経っていた。
だから、1時間半も過ぎてから自分の部屋に戻ってきた。
ベットに座り何気なく携帯を手にする。
―さっき充電してたから放置しちゃったんだよね。
[お知らせ 受信メール一件]
開くと知らないアドレスからメール…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
和也です!!
今日も会えて嬉しかったよ。
同じ高校で本当よかった。
迷惑じゃないなら、
絶対お礼させてね?!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
紛れもなく、和也くんからのメール。
しかも、その後に俺だけ携帯の番号知ってるのは不公平!!とかの理由で和也くんの番号もゲット☆
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