一寸先は 死亡フラグ

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ところ変わって、ここは屋敷の駐輪場。 ハヤテ 「まだ時間もあるし、あの自転車、試してみようかな…」 ハヤテは手に入れた自転車に跨り、ペダルに足をかけた ハヤテ 「あの普通じゃない姫神さんが普通じゃないって言っているんだ きっと凄い秘密が隠されてるに違いない」 ~10分後~ ハヤテ 「これはなんというか… …普通だな」 そう、その自転車はいたって普通だった。ライトがレーザーに変わるわけでも、横からジェットエンジンが出るわけでもない リィン 「なんだ、そんな非現実的なこと期待していのか(呆)」 ハヤテ 「うわぁ!? 神父さんいたんですか!?」 足音をたてずにハヤテの背後に立っていたのは 以前、ハヤテがぶっ壊した教会の神父(兼、自爆霊) リィン・レジオスターだった ハヤテ 「ていうか(呆)ってなんなんですか」 リィン 「いや気にするな ただやっぱりゆとりだなと思っただけだ」 ハヤテ (………) リィン 「ところで少年、その自転車はどうしたんだ?いつも使っている物と違うようだが」 ハヤテ 「ああこれですか?昨日物置で見つけたんです」 リィン 「………」 ハヤテ 「神父さん? どうかしたんですか?」 リィン 「…いや なんでもない」 ハヤテ 「じゃあまぁ僕はそろそろ学校に行くので、早めに成仏してくださいよ?」 ハヤテはカゴにバックをいれ、学校へと向かった リィン (…気のせいだといいんだがな…)
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