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二階の自分の部屋から一階に降り、すぐ毎朝の様にキッチンに立ち、朝飯を作り始める。
まず、俺の名前は
志波京弥(しば、きょうや)。
今日から桜花学園の2年になる。
俺は義理の妹とこの家に二人で住んでいる。
まぁ、家庭の事情ってやつでだ。
京弥「‥よし!できた♪」
今日はちょっと手抜きでトーストとハムエッグ。それをテーブルに運ぶ。
京弥「光~。朝飯できたぞ~」
光「‥‥ふぁ~い‥」
返事をした女の子は、まだ眠たそうに目を擦りながら二階からトントンと階段を降りてきた。
京弥「おはよう」
光「ふぁ‥おはよ、お兄ちゃん」
義妹の名前は
志波光(しば、ひかり)。
今年で俺と同じ桜花学園に通う1年になる。
昔、光の両親が交通事故でなくなったときに親友だった親父がひきとった。もう一緒に暮らして1年になる。
京弥「こら、朝から抱きつくな!」
光「だってこうしないと目が覚めないんだもん♪」
光は俺と挨拶を交わすとすぐ抱きついてくる。
まぁ、光はかなりかわいい。だから抱きつかれることは嫌じゃない、ってかむしろ嬉しい。
‥‥俺ってシスコンかな‥?自重しなくちゃな。
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