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京弥「ほら、離れろ。朝飯が冷めるだろ?」
光「あと五分~!」
京弥「だ☆め☆だ!」
光「む~‥わかったよぉ~」
そう言われて渋々光はテーブルの前に座る。
二人「いただきます。」
まぁ、毎朝はこんなカンジだな。
そういえば‥一緒に住みはじめた頃、うっかり抱きしめ返したら15分あのままだったことがある‥。
母さんがもってたはずのナイフが頬を掠めたっけ‥‥。
[後に両親や家庭についてでてきます。]
光「ごちそうさま。美味しかったよ?お兄ちゃん♪」
京弥「お粗末様でした。ありがとな!でも今日のは手抜きだぞ?」
光「お兄ちゃんの作ったものはなんでも美味しいの♪」
ふむ‥かわいぃやつめ♪
京弥「お世辞を言っても何もでないぞ?」
上機嫌な俺は食器洗いは光の担当だが流し台に食器を持って行き洗い始めた。
光「ふふ‥やっぱりお兄ちゃんかわいい♪
あ、お兄ちゃん!光をおいて学校に行かないでよ?」
京弥「わかってるよ。8時には家でるからな!」
光「は~い」
そういって食器を洗い終えた俺は学校へ行く支度を始めた。
京弥「支度っても始業式だから用意するものってないんだよな‥」
まだ時間が余ってたので、久しぶりの学校ということもあり、普段は使わないワックスで髪を整えて、軽く制服を着崩して玄関にむかった。
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