ウガイモヒソウ

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「あぁ。理恵を3年も待たしただろ?」 「ゴシュジンサマ ノ サンネンカン ヲ フコウ ト テイギ シマシタ マッサツ」 「うるせぇ!」 僕はロボットにかかと落としを喰らわせた。 ロボットは変な音を立てているが、動きは止まった。 「理恵、今日は大事な事を言いに来たんだ」 俺がそう言うと、ロボットはアームを僕に向けて、 「ゴシュジンサマ ノ ダイジ ナ コト ハ アナタ トノ シアワセ デス アナタ ヲ ダイニ ノ ゴシュジンサマ ト ニンシキ シマス」 と言ったのだ。
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