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「な…、何だよ。そのロボット……。」
僕は完全に腰が抜けていた。
すると彼女は冷静にこう言った。
「私……、お人好しで人の嫌味とか皮肉とかが分からないから……、日本語音声学と日本語を研究して判断出来るロボットを開発したの……。
そしたら……、スポンサーがたくさん付いてお金持ちになったの。」
あ、あらそう。
だからって何も抹殺機能まで付けなくても……。
「ちょっと扱いにくいロボットだけど気にしないでね。」
そう言ってウインクする理恵。
ちょっと……?
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