序章

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加納は捜査の手掛りになればと「後ろに立つ少女」について調べることにした。 この学校に長く勤めている教師に尋ねると、 「おや、探偵さんもこういう話に興味あるのかい? 今もミス研の子達に話してあげたところだよ。 あの子達は今回は後ろに立つ少女を調べるつもりらしいね。」加納が先生の指さすほうを見ると五人の生徒が見える、 真ん中にいる男の子と目が合う 「あの真ん中の子が佐山君だよ。今までいろんな事件の真相を暴いてきた勘のいい子だよ。」この出会いがお互いの人生を大きく動かすことになろうとはまだ知るよしもなかった。
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