序章

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後ろに立つ少女…学校の階段を上がり、上を目指す、 ふと、誰かの視線を感じ周りを見ると鏡に越しに少女がこちらを見ていた、 ぞっとして振り返ると誰もいない… ホッとして正面に向き直るとそこには血まみれの少女が立っている… そしてその姿を見た者は殺されてしまうと言う。 これが後ろに立つ少女の怪談の概要なんだそうだ。 ミステリー研究会が今その怪談を調べていると聞き、 「ふむ、なにかの手掛りになるかと思ったがただの学校の怪談か… しかし、行方不明になる前にきもだめしをしていてこの霊を見たと言う証言もあるしな。」 そう呟きながら考えを巡らすしていると ミステリー研究会の部員に出くわした。 「おじさん、もしかして多田野のこと探してるの?」ミス研の一人が加納に声をかけてきた。
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