189センチ

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「ありがとう。おっとりくんのおかげでお金諦めずにすんだよ。」 「よかったです~。」 「でも、ごめんね。手が…というより右腕全体ほこりまみれになっちゃったね。」 「ちまちまちゃんも。ほこりだらけ。」 おっとりくんはふうふうとまず100円玉のほこりを息で払って私に渡すと、そのまま私の腕からほこりを払い出した。 「うわあ、おっとりくん自分でやるから~💦」 「そうですか?ついちいこい子の世話は焼きたくなるんですよね。」 この天然くん。 女子だろうと男子だろうと全く構わず触れる人のようだ。 しかも、天然に失礼だあ!
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