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おっとりくんはきっとニュートラルな人なのだ。
自分も他人も…自然や生き物…すべての現象をあるがままで受け入れてしまえる。
だから羨ましいぐらいおっとりくんはおっとりしてるのだろう。
「へ………へくちん。」
あ💧せっかくシリアスに考えていたのにまぬけなくしゃみが出てしまった💦
「うわ💦ちまちまちゃん寒いですか💦すいません。俺上着もなしに寒いとこ連れて来て。いま降ろします。」
途端に動揺したおっとりくんの声。
体が小刻みに揺れてワタワタと慌てるおっとりくんに私も落ちそうな気がして慌ててしまう。
「お、おっとりくん落ちる💧」
「だ、だ、だ、大丈夫です。待ってくださいね。」
動揺したままおっとりくんが私の腰を掴み、揺らぎながら降ろそうとする。
その時だ。
バン!と屋上のドアがいきなり開いた。
「朝倉~!!!!」
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