189センチ

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「おち…落ちる~!!」 叫びながら藁をもすがる思いで伸ばした手をおっとりくんが掴んでぐっと引き寄せる。 真っ暗な視界と固く大きな胸に押しつけられる感触。 うまい具合に抱き留めてくれて、ホッ。 助かった。 「ちまちまちゃんごめんなさい!大丈夫?」 心配気に眉を寄せた顔で大きな手で私のほっぺたをそっと挟んで覗きこむ。 「うん💦ありがとう!ごめんね、大丈夫だよ。」 まだドキマギしてるけど、あまりに心配そうなおっとりくんにそうとしか言えない。 あ💦そういえば鈴木先生が💦 慌てておっとりくんから離れて先生を見たら、先生の目がつりあがってた。 怖い~。
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