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バタンと静かに閉まるドアに呆然となる。
ガーン!
これってヤバくない!?
さすがの私でも、わかるよ。
私はおっとりくんに、
「ごめん、行くね!」
と声をかけて先生を追いかけた。
階段を途中まで降りていた先生に
「先生待ってくださ~い。」
と呼び止めると、先生は冷たい顔で振り返った。
「あの、教材作りお手伝いします。いやいや、ぜひさせてください。」
「他のヤツに頼むし、お前は帰れ。」
「え~~~、そ、そんなあ。」
「…………。」
嘆息なんてついて、呆れてる!?
「お前なあ、俺が大人で教師だからってナメてんのか?」
言葉のナイフを突き刺して、先生はゆっくり階段を降りていった。
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