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私が触ると
まだ暖かくて
彼はすぐに
起きると思って
彼の手を強く握り締め
何で寝とるん?
私はずっと起きてるよ!
泣きながら
叫び続けました
必死に叫んだら
心配して彼が
戻ってくる
神様
彼の目を覚まして…
すると突然、
彼の左手が
私の手を思い切り
握り返してくれたんです
私は嬉しくて目を
つぶって彼の手に
しがみついていました
あの時、彼は
一瞬でも起きたのかな
最後の一瞬でも
私は彼と一緒に居れた
握ってくれた
彼の手の感触は
永遠の宝物です
今頃
天国の彼は私を見て
「早く結婚しろ」
何て怒ってるかも
しれないけど
まだ彼氏すら作れない
いつかは
旦那さんを連れて
笑ってあなたに
挨拶ができる
そをな日が
来ることを信じて
私は頑張って
生きています
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