第 弐 章:Mythology

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これは、我が国の神話のほんの一部だ。 ここに住む国民は、毎朝神を崇めなければならない。 そうしなければ、天災が起こる、と小学校から学ばされてる。 実際、今の彼のように幾人かが神の存在を否定したとき、その人たちは、落雷や地割れなどにより死んでいる。 …例外なく。 しかもそれは、周りの人をも被害を受けた。 その神の怒りを恐れた国王は、神の存在を否定するものを片っ端から殺していくことにした。 その第一号が彼なのだ。
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