─第1章─救世主誕生!?

2/18
111人が本棚に入れています
本棚に追加
/75ページ
朝…静かに光が差し込む2階の部屋に、目覚し時計が鳴り響いた。 「っるせーな…」 パチッ、 目覚し時計を止め、あくびを1回したあとに立ち上がった。 今日はこれから通うことになる山代岬高等学校の入学式なのだ。 ゆっくりと準備を準備を済ませ、玄関を出る。 そのまま自転車に乗り、高校へ向かった。 この町の名物といえる、長い長い桜並木の道を通り過ぎたところに 山代岬はある。 取りあえずは自分のクラスを確認する。 龍崎真功…その名前は1年5組の一番下にあった。 『そろそろ教室に行くか…』 「ちょっと待ちなさい!!」 真功は教室に行こうとした時、不意に後ろから声をかけられた。 振り返ると、背の小さい茶髪の髪の女が立っていた。
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!