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そんな中一人だけ、曲に乗ることもせずにステ-ジ上を見つめる女の子が目についた
高校生ぐらいかな？
見るからに病弱そうな白い肌
少しでも触れてしまえば折れそうな体
身長も150あるかないかぐらい
そんな風貌にはあまりにつかわしくない金髪にちかい長い髪
そして何より、この一瞬を目に焼き付けるかのように瞬きひとつしない意志の強そうな瞳・・・
心まで見抜かれしまうような強い視線に目を逸らすことができなかったんだ―――
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