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育ち盛りの男子の食欲はとてもすごくたくさんあった食べ物は次々とお腹に納められていきます。
「田島ぁ。阿部の分なんて気にしなくていいからたくさん食べなよ?」
笑顔の栄口くんに田島くんは頷きました。
どうやら内心栄口くんは怒っていたみたいです。
(俺らの前で三橋に手を出そうなんて!そんなことさせないよっ)
気を失っている阿部くんをよそに料理はなくなっていきます。
「三橋ーもう終わり?」
空っぽのお皿に少し物足りなさそうに田島くんが聞くと三橋くんはコクッと頷きました。
しかし心優しい三橋くんはみんなに内緒で阿部くんの分を残してあげたのでした。
そんなこんなで楽しい食事会は終わりました。
さてさて、三橋くんはいつか阿部くんに食べられちゃう日がくるのでしょうか?
《終》
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