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悠｢恵介！ちょっと
トイレ行こうぜ！｣
｢ツレションとか
懐かしいぃ！
仕方ねぇな！｣
悠｢それではみなさん
行ってきまーす！｣
トイレに行き
用をたし出ようとする
｢悠太？どうした？｣
悠太は洗面台の鏡を
じっと見つめている
｢おい悠…｣
悠｢美砂ちゃんいいかも｣
(えっ？)
｢なんて言った？｣
悠｢美砂ちゃんって
結構可愛いな！！｣
(正気ですか…)
悠｢頑張って
狙ってみるわ…｣
｢おう…ファイツ…｣
悠太にかけてやれる
唯一の言葉だった
部屋に入ると
優花が１人で
歌っていた
顔は可愛いのに…
歌は微妙だな
でもここは
空気読むべきだと思い
｢結構うまいな｣
優｢ホント！？
ありがとー！｣
キレイな顔が
よりいっそう
笑顔を際立たせた
その笑顔は優花が
初めて俺に見せてくれた
本当の笑顔だと思った
たぶん歌をうまいなんて
言われないと思うから
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