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「そうか。面白い。ではお前には特別に、何に生まれ変わるか決めさせてやろう」
「ありがとうございます!では…」
きっとどんなに運命に導かれても、生まれ変わった私と奈津美の年齢差は大きい。結ばれることも無いだろう
なら…
「奈津美の…私が助けた妻のお腹にいる子供に生まれ変わりたい」
「そうか。わかった」
私は奈津美とずっと一緒にいたい。それが記憶を失おうが、親子だろうがなんであろうと
きっと私が奈津美から生まれて成長して、ある日突然私に『そういうところパパそっくりね』と笑顔で言う奈津美の姿を見て、記憶の無くなった私は、パパとママは仲良かったんだなとまるで他人事のように幸せを感じるんだ
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