─第1章─

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私はこの前尚輝の家で遊んだ時に思い切って聞いてみた。 『ねぇ、本当に私の事好き?』 尚輝はニコッと笑って答える。 『大好きだよ。』 『本当に?』 『うん』 それでも私の中の不安は消えない。 しばらくして、尚輝の隣にある尚輝の携帯が3回光った。 尚輝は携帯を開く。 一瞬尚輝の口元が緩んだのを私は見逃さなかった。 しかし、私はきずかないフリをして笑う。 『誰からメール?』 尚輝は一瞬ピクッと動いて、私の目を見ないで言う。 『友達だよ。同じクラスの』 それに私は適当に返事をする。
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