─第1章─

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しかし、尚輝は私の気持ちを完全無視。 まるで理由を聞く事などまるっきり無意味なように…私が答えた瞬間、私の上に無理矢理乗っかってきた。 私は瞬間的に、尚輝の頬を叩いた。 その叩いた手には驚きと悲しみの気持ちが込められている。 尚輝は私の上から降り、私の前に座って『はぁ』と一回ため息をついた。 気がつくと、私の目には涙が溜まっていた。 当然だ。 尚輝に今までこんなことされたことが無い。誘ってきても私が拒否れば絶対しない。 無理矢理なんか…されたことない。
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