Hello World

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眼を開けると、そこはただただ暗い世界が広がっていた。 何もわからない。いや、何も考えられない。唯一わかるのは、自分の呼吸する音や微かに響く心音のみ。 暫くぼんやりしていると、突然目の前に小さな机が一つ現れた。 机の上にはボロボロの本が一冊。ぼんやりと光を放っている。 君は無意識のうちに手に取り、それを、そっと…開いた。
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