これは我々の戦争だ

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誰の物でもなく、我々の戦争なのだ。 誰のせいでもない我々がおこした戦争なのだ。 彼の名前はジョン。見た目通り冴えない男だ。 彼は右腕の裏に蚊に刺された後がある。 彼は昨日の晩、蚊に刺されたのである。 肌を隠すと暑い、かといって全裸で寝たらいろんな意味で致命傷だ。 奴は彼の肌をかすめ、宙に飛ぶ。 ジョンは奴の羽音を聞き飛び起きた。 耳に残る奴の羽音。微かに感じる奴の気配。 灯りを付け、目を閉じ、気配を追う。 次の瞬間!!!!   「見えた!!!!」 ジョンは目を開き、奴の姿をとらえ、隙を付いた!!!! 「そこだ!!!!」   パンッ!!!!   やった。ジョンは勝った。この戦争にジョンは勝ったのだ。だがしかし、ジョンの戦いは終わらない彼らはまだ…あきらめてはいない…
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