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奥に行くと…窓ガラスがガタガタ言う。
やはり、夜の病院とは不気味なものだ。
壁のシミや、影が人の影に見えてしまう。
って!!!
あれは…影でもシミでもない。紛れもなく、壁影から俺を見つめている眼がそこにあった。
目は純血して赤い。
身体は見えないが眼だけは見える、なんとも気味が悪い。
無視をすればなんとかなるだろうが、残念な事にそっちから行かないと氷室の病室には行けれない。
ス~ハぁ~。俺は深い深呼吸をした。
よし!気持ちが整えた。
俺には翼兄さんから貰ったお札がついていりんだ!
気合いを入れて、その場所に行く。
目先は俺をじっとみつめている。
何もしてこない。
いや…何もしないで欲しい。
強い意思をもてば…怖くなどない!
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