恐怖の一夜その③

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暫く、廊下を進むとナースステーションが見えてくるが、その先が闇に包まれて、先に行く事が不可能だった。 強い明かりさえあれば、その先に進む事は可能だが…。 どこかに『明かり』はないだろうか? 俺は適当にナースステーションを探した。 机には書類がばらまかれている。 明かりがないので、なんの書類かはわからない。 棚には色んな薬品がおいてある。何故かホルマリンつけの目まであった。 誰かの趣味か? 趣味といえば…氷室はゲームが好きだったな。 氷室の感性で、この世界を創造したのならば…。 「ふっ。もっとましな化け物を創れよ」 苦笑いをしながら辺りをあさくる。 取り敢えず、冷蔵庫の明かりで辺りをみてみようか? 冷蔵庫をあけると…。
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