恐怖の一夜その③

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ぷ~ん。 くさっ! 卵が腐った感じの臭いが充満する。 いや…卵腐さではない。何か生肉が腐った感じの臭いだ。 しかし、冷蔵庫の中身は…なめらかプリンとペットボトルのお茶ぐらいしかない。 臭いの元は解らないが、とにかく臭いので締めた。 再び、ナースステーションに暗闇が訪れる。 さらに奥に進むと…5畳半の畳の部屋がある。 多分、休憩室だろう。 畳部屋には、布団が引いてあり、布団がもっこりとしている。 ははははっ(汗) …ベタすぎるシチュエーションだな。もっとましな考えをしろよ。 だが…俺はその布団無視して天井を見上げた。 ヘルメットが4つと懐中電灯がある。 やっと明かりを発見した。
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