短編

7/15
前へ
/33ページ
次へ
夢は覚醒剤みたいなもんだ 一度望み通りの世界にトリップしたら もう抜けるなんて出来やしない 安上がりで、もっとも中毒性のある薬だ それを提供してやる俺は ――さしずめ、素敵な夢の売人サマってとこだな へっ……白くてふわふわな羽でもしょってやるか ――快感を求めたけりゃ俺のとこにきな 最高にイかれてて 最高に狂った 最高の『悪夢』にお前を連れてってやるよ その代償は―― ちょっと高いかもしれねぇがな  (6/19 何かの物語の序章のようなイメージで創作)
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

9人が本棚に入れています
本棚に追加