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  冷たい、瞳。   私に向けられる。         ──悪い。   え…?   ──ご免、本当ご免。   何が…?   ──別れよ。   …何を言ってるの…?   ──もう、側に居れねー。   嘘でしょ?…ねぇ?   ──じゃぁな。     待って!     お願い、待って!!         『っ………………!』         目を開くと見慣れた天井。   目尻から涙が流れ、枕を濡らしていた。
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