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『夢…か』
あんな夢を見るなんて。
もう、昔の事なのに。
私はまだ忘れられてないのかな。
体をベッドから起こして、携帯を開くと時刻は丁度6時を表示していた。
春の暖かい陽射しに負けじと、ベッドから下りてカーテンを開けた。
入学初日を祝う様に、空は晴天だった。
『さて、準備しなきゃね』
今日から新しい学校での生活が始まる。
友達も同じ学校だから、不安なんて無かった。
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