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雪奈「なにもいない…まぁその方が良いけどね」
私はなにもいない事に笑顔を覚える…がしかし
雪奈「来ちゃったよ…」
グルルという鳴き声と共に出てきたのがヴェルス…黒いスライム状だが侮れない相手…それが三体
雪奈「まぁ…三体なら…なんとかなるか…な…」
私は鞘から剣を二本抜く
それを合図にするかのように飛びかかってくる一体のヴェルス…
雪奈「…」
私は飛びかかったヴェルスを真っ二つに裂いた…
雪奈「やっぱり慣れないよ…」
ぐぎゃああ！という断末魔が響くなか二体のヴェルスが私を囲む
雪奈「なら…」
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