第2章

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(総司がそう言うのは、珍しいな… 俺も興味がある) 土方は、沖田の質問を無視して、翔に聞く。 「おい、水口って言ったか? お前、出身はどこだ?」 「生まれは長州です」 翔の答えに、沖田と土方が目を見開いた。 「敵じゃねーかよ」 『バシンッッ』 土方は思い切り、沖田の頭を叩いた。 (うゎ…痛そー…) 翔はその音を聞いて、沖田に同情した。 「痛いじゃないですかー 土方さんのばかー 私だって、知りませんでしたよ!!」 沖田は涙目になって叫んだが、再び土方に無視された。
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