第3章

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「始めるぞ。 実戦形式で、どちらかが一本とったら止めるからな」 沖田と翔は土方の言葉に頷く。 2人は構える。 それを確認した土方。 「始め!!」 土方の合図で、2人は間合いをとった。 「隙がない!!」 永倉が翔の構えを見て、鋭い目をして言った。 両者一歩も動かず、時間だけが過ぎていく。 (はぁ、翔さんから仕掛ける気はないみたいですね… そろそろ仕掛けてみますか) 沖田が中段の構えをし、翔に向かって走り出した。
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