第3章

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「…」 2人は、無言のまま背を向けている。 『カランッ』 翔は木刀を落とした。 「…さすがですね。 見事な小手でしたよ」 翔は振り返りながら言った。 しかし、沖田は動かない。 「…そ…総司?」 永倉が声をかけると、沖田が振り返った。 「それっ!!」 永倉は、沖田の顔を見て、目を見開いた。
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