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「お前、頬切れてるじゃないかっ!!」
沖田の左頬からは、血が流れていた。
しかし沖田は何も言わず、殺気を出しながら、無言で翔を睨みつけている。
(なんか…まずい気がする…)
翔は嫌な予感がして、素手で構える。
その瞬間、沖田は翔に向かって走り、木刀を振り上げた。
(やばい、早い!!)
翔は、紙一重で沖田を避ける。
「そこまでだ!!
両者引き分けだ、総司!!
止めろ!!」
しかし沖田には、土方の言葉が聞こえていない。
沖田は素手の翔に次々と攻撃する。
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