第3章

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(やばい…もぅ…無理…) 翔は疲労が溜まり、沖田の攻撃を避けることが出来なくなった。 そして、諦めたように目を瞑る。 次の瞬間、沖田の突きが翔の胸を捉えた。 「ヴッ!!」 翔はゆっくりと、後ろに倒れる。 『バタンッ!!』 「水口!!」 永倉が叫ぶ。 沖田は翔の目の前に木刀を突きつけた。 翔は意識がもうろうとする。 (…痛いなぁ…何で俺がこんな目に… ふざけんなよ…) そんな事を考えながら、翔は気を失った。
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