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「…俺の両親は…
長州の…
…俺の仲間に殺されました。
そいつらは、俺の命も狙っていて…
長州にはいられなくなって…
それで、脱藩をしました」
翔は俯いた。
「そぅか、辛い思いをしたんだな…
無理やり聞いてしまってすまなかった」
近藤が頭を下げた。
「…いえ、もぅ昔の事なので…
じゃあもぅ帰っても良いですか?」
「駄目だ!!」
土方が即答する。
(今度は何なんだよ!!)
「どうして…ですか?」
翔は声を低くして聞いた。
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