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「それって辛くない?」
「…えっ?」
翔は永倉の言葉に目を見開き、永倉を見た。
「だから、仲間がいらないって…
辛くない?」
「…どぅいう意味…
ですか…?」
永倉はしゃがんで、翔の目の高さに合わせた。
「うーん、つまり…
悲しい事とかあったら、話を聞いて貰ったり…
…楽しい事や、嬉しい事を共有したり!!
そういう事は、仲間とやるだろ?なっ?」
永倉は、近くにいた隊士に問いかけた。
「はっ…はい!!」
急に尋ねられた隊士は、慌てて頷いた。
「そういう仲間がいないと、辛いよな?」
「…そうですね。辛いです」
永倉の問いにその隊士は、悲しそうな表情になった。
「…知らない」
急に翔は小さい声で言った。
「えっ?」
永倉が聞き返す。
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