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「…俺、そんな仲間なんて知らない…
仲間はいつも、俺の機嫌を伺いながら見ていて…
必要なくなったら…
殺す…
そんな仲間しか、知らない…
それに、そんな仲間なんて…
いらない…」
翔は下を向き、息絶え絶えに言った。
「…それは…
そんなの、仲間って言わない!!
それは仲間なんかじゃない!!
仲間は心の底から、信頼出来るやつの事を言うんだ!!
いざって時に、背中を預けられるやつをな」
永倉の言葉に翔は顔を上げた。
永倉は真っ直ぐ翔を見る。
「本当の仲間ってやつを、俺が教えてやるよ!!
翔、お前は今日から俺達の仲間だ!!
分かったか?」
永倉の問いに、翔は無言のまま俯いた。
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