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お皿の上に山積みにされた、大量の団子があった。
「…俺はもぅ、お腹がいっぱいなので、今いるお客さんに分けてあげて下さい。
気持ちだけ、いただきます」
翔が丁寧に断ると、女将さんは、残念そうな顔をする。
「そうですか…じゃ「じゃあ、私にもください」」
美青年が、女将さんの言葉を遮って、話しに割り込んできた。
手には、いつの間にか持てるだけの団子が握られていた。
(…いつの間に!!)
翔は驚いて、その青年を見ると、青年は翔を見て、
「ここの団子は美味しいですよね。
ありがとうございます」
と言った。
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