夜にて。
2/2
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/
46ページ
冷蔵庫に入った赤い液体を飲み干した、 世界が止まった午前4時。 あたしの呼吸を飲み込んだ君を愛していたよ。 いつまでも下らない戯言を言う女だと、呆れたのでしょう。 白い光を浴びながら、漠然と終末を願った。 「愛しさやら、憎しみやら、すべてトラックにひかれてしまえ。」 滴を一粒バニラのポプリに浴びせて、 その言葉を脳の片隅で廃棄した。
/
46ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
8
スターで応援
0
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!