プロローグ。

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 まどろっこしい説明は抜きにしよう。簡単に言うと、『フライドポテトは我々を監視している』という事である。そして、全てのフライドポテトの視覚と聴覚のデータは、一本のフライドポテトにリアルタイムで送られているのだ。さらに驚くべき事に、その一本のフライドポテトは、その小さな頭に全てのデータをキチンと整理し、いつでも好きなデータを取り出す事が出来るのだという。
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